束縛の話
たまたま観ていたバラエティ番組で、とあるタレントさんの夫婦生活について語られていました。
その方の旦那さんが仕事の付き合いで飲みに行ったら、大量のラインが送られてきたんだそうです。
旦那さんのスマホにGPS設定をして、なにかあればすぐに居場所を特定。
そして大量のラインでビビらせて、早く帰らせようという作戦なんだとか。
番組では、実際に送りつけた目のドアップ写真も紹介されていました。
この前、『旦那デスノート』の話を書いたばかりですけど、逆に愛ゆえに(?)がんじがらめで捉えて離さない奥さんも、世の中にはいるんですね。
ぼくは束縛されたくないのでドン引きだなぁと思って番組を観ていました。
「相手を束縛したい」っていう感情は、不安感からくると思うんです。
その人のことが信用できなかったり、愛されている自信がなかったりするから、目の届くところに置いておきたくなる……。
でも、その不安って必ずしも、的中しているものとは限りません。
勝手に「男は信用できない。男ってどうせ浮気したい願望あるんでしょ」と決めつけて束縛する、みたいなケースがありますが、一途な男性もいますよね。
自分の好きになった相手はどうなのか、目の前の相手をちゃんと見て受け止めてほしいなとぼくは思うわけですよ。
今回のバラエティ番組に出ていたタレントさんも「男は浮気するから信用できない」と言っていました。過去にうまくいかなかった恋愛がトラウマになっているそうです。
ちゃんと本人を見てあげないと、気持ちがどんどんすれ違ってしまうと思うんだけどなぁ。
恋愛に限らず、人間関係は思いやりが大切ですよね。
相手を尊重したり、信頼したりできなければ、一緒にいて辛くなるだけなんじゃないでしょうか。
束縛されて他人との縁が切れてしまうと、虚しさが半端ないですもんね……。
一方で。
この話題を書くにあたって調べてみたところ、「むしろ束縛されたい!」という男女もいるらしい。
束縛しちゃうくらい余裕がない相手は、一心に愛情を注いでくれていると感じるんだとか。
もしかしたら、お互いに依存し合っている関係なら、束縛の恋愛もうまくいくのかもしれませんね。
個人的にはあまり共感できなかったんですが、みなさんはどっち派なんでしょうか?
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